喫茶「C」のカニクリームスパゲティ。
これも美味しい!
どな辺がカニなのかはよくわかりませんが、美味いんです。濃厚な口当たりだけど、しつこすぎない。月に2回は食べたい一品です。
・・・ハイ、グルメの話終わり!
ここからは、
先日紹介した、
おばさんキラーY兄さんのお話です。
Yさんは概婚で、もうすぐ二人目が産まれます。
ただ、まだ式を挙げていないので、奥さんから
圧力がかかってきている様子。
そのせいか、たまにおかしな事を言い出します。
去年の年末だったかな・・・。
Y兄さんの変わりに結婚式上の説明を聞きに行かされたのは。
「M君。どこに行くの?」※M=僕のことです。
「ちょっと取引先に、資料を渡しに」
「あっ、そう。
じゃあ、式場のパンフもらってきて」
これが悲劇の始まりでした。
取引先に資料を渡すついでにウエディング会場に行くハメになった僕。もちろん、仕事中です。
果たして無事に戻ってこれるのか?
式場に着き、パンフを探すのですが、やはり見当たりません。
するとウェディングプランナーらしき女性が「どうされましたか、お客様?」と近づいてきました。
「あの、式のパンフレットを・・・」
「ああ、それでしたらこちらへどうぞ」
といい、普通に式の手続きとかをする
良い感じの部屋に通される僕。
・・・やっぱりこうなったか・・・。
席に案内され、先程のプランナーさんに式のプランをあれこれ聞かれる僕。
「お飲み物は何を飲まれますか?」
「あっ、アイスコーヒーで」
コーヒー出させちゃった・・・。
その時の写真↓
ちょっと高そうな味が気まずい雰囲気を盛り上げます。
結婚の予定も何もないのに式の説明を聞く男・・・。
冷やかし以外の何者でもありません。
いや、だって言いそびれて、もうどうしていいのやらで・・・!
「式はいつごろ挙げる予定ですか?」
「え~と、来年の年末・・・」
「ゲストはどれくらい招かれるのですか?」
「ええと・・・
400・・・」※適当です。
「料理のコースはどうなさいますか?基本コースは☆☆で・・・」
なんだかどんどん話が進みます。
どうしよう・・・僕は結婚しないのに。Yさんなのに。
でも今さら言えない・・・もうやるしかない!
「撮影は、専属のカメラマンがいらっしゃるのですか?」
とうとう僕の方から質問。
すっかり調子に乗り、あれこれ話も進み・・・小一時間は経ち・・・。
忘れた頃にピンチはやってきました。
「ダイレクトメールをお送りできますので、よろしければこちらにお名前と住所を・・・」
と差し出された用紙に、
うっかり自分の名字を書いてしまったのです。
(あっ。マズイ!いや、落ち着け・・・。こんなピンチ、今まで何度も乗り越えてきたじゃないか)
・・・それってどんな人生だよ、と我ながら思いましたが・・・。深く考えるのはやめました。
一度書いた名字を二本線で消し、違う名字(Yさんの名前)に書き直す僕を見て、
「どうしたのですか?」
と不思議そうな顔をするプランナーさん。
「いや、あのーすいません、
ペンネームで書いちゃって」
ペンネームって。苦しすぎる言い訳でなんとかその場をしのぎ、資料を山ほどもらい、僕は帰ってきました。
Y兄さんに式にかかる料金等をムダに詳しく説明し、プランナーさんからもらった名刺を渡しました。
おや?
Y兄さんが名刺を見て固まっています。
「どうしたんですか?」
「お前、
コレ・・・嫁の友達だよ」
ほら・・・面倒なことになった。
式の説明は自分で聞きにいこうネ☆